排気ガスや風雨、強い日差し。外壁や屋根は思った以上に痛んでいます。
「ウチはまだ大丈夫!」と放っておくと傷みがコンクリートや素材自体に広がってしまいます。
こうなると単なる塗替えでは済まなくなり、大掛かりな改修工事が必要になってしまいます。
最適な塗り替えがもたらす効果
Point1
塗替え時期や劣化の症状を知ることで早期発見!ができます。
Point2
必要な部分だけの工事で済むから費用も抑えられます
Point3
いつでも新築のような外観!劣化を遅らせ建物も長持ち
こんな症状が塗替えのサイン
目安時期 | 塗替えサイン | |
---|---|---|
外壁 | 築7~10年 | 紫外線や排気ガスによって、触ると粉が付着したり、色が褪せてきたら塗替のサイン。ヒビ割れも早期塗替えで解決! ※塗料によって耐用年数がアップします。 |
屋根 | 築6年~8年 | 他の箇所に比べ、変色や剥がれの劣化が早いのが特長。部分的に錆が発生してきたら塗替えのサインです。 |
鉄部 | 3年に1回程度 | 劣化の大きな原因である鉄部のサビ。放っておくと除去に多大な時間とコストが。 除去と錆転換剤を塗装しての塗替えがオススメです。 |
木部 | 5年に1回程度 | 腐食が進むと虫がわいたり、雨漏りの原因に。 木部の部分的な塗替えもお任せください。 |
防水 | 5年に1回程度 | 雨漏りが原因でカビや藻が生えてきたら要注意。 防水工事や、すでに漏れている場合の止水工事もお任せください。 |
塗料に含まれる樹脂について
数年前まで住宅の塗替えで多く使われたアクリル樹脂塗料ですが、現在では、ウレタン樹脂塗料、あるいはシリコン樹脂塗料が多く使われております。
ワンランク上の耐久性を求める場合は、フッ素樹脂塗料と言う耐久性の高い塗料も使用され始めてきましたが、現在の木造住宅で使われている外壁サイディングや、モルタル、シーリング材が劣化、ひび割れなどが発生し10年から15年で下地からのメンテナンスが必要になる場合もあります。
よって、塗料自体の耐久性は10年以上でも、価格と品質のバランスから考えると、?、となる場合があります。
下記の図でもわかるように、高耐久と共に、価格も高くなります。
水性塗料と油性塗料
塗料には大きく分けて、水性樹脂塗料と溶剤系樹脂塗料(油性)に分類されます。
一概に水性、油性、どちらが良いかとは言い切れません。
水性樹脂塗料は、表面に弾力があり微細なひび割れなどにも追従しますが、よごれが付着しやすいように思われます。
また、油性系はよごれは付着しにくいですが、乾燥後の表面が硬い為、ひび割れなどに追従しにくい面があります。
多機能性塗料
近年お問い合わせが増えて来ました。
遮熱塗料。太陽光からの熱を遮る効果が期待できる塗料です。
素材その物への日射熱からの温度上昇を抑える機能を持った塗料です。
塗料メーカー各社が様々な技術開発を進めており、時代に沿った省エネ対策として発売しております。
しかしながら、建築物の状況や、個人の体感が違い、その効果はまちまちのようです。
試験的なデータを見ますと、表面温度はかなり抑えられており、屋根材などの熱による伸縮は少なくなり結果、メンテナンスサイクルも多少の違いがあるものと思われます。